研修

先日は研修で横浜まで行ってまいりました。
この日は、毎年うちの会社で行っている子供たち向けの催しの研修。午前中は、人前でのプレゼンテーションの仕方を学び、午後は司会進行の仕方や、事前準備など大体の流れをつかんで、当日の子供たち向けのゲームを実際に自分たちでやってみたりと楽しい研修でした。

特に午前中に受けたプレゼンテーションの研修はとても勉強になりました。普段のコミュニケーションでは自信をつけてきていた自分にとってここまでプレゼンテーションって難しいものなんだと苦い経験になりました。

普段の生活におけるコミュニケーションとは一対一もしくはプラス二・三の少数の人との相互のやりとりが行われるのが一般的だと思われますが、プレゼンテーションは違います。一対複数人数に一方的に訴えかけるのがプレゼンテーションです。相手の反応を確認できないので大変難しい。
話す内容も普段は近い距離で相手の反応を見ながら会話ができるので多少、整理ができていなくともその場で訂正したり、相手がわからないという反応をしてくれればそれに対して修正ができますが、プレゼンテーションでは論理立ててしっかり説明しないと相手に伝わりません。
これは日本人特有の文化からきているものらしく、日本語には「起・承・転・結」というコミュニケーションの文化があります。これは、海外でいうところの「序論・本論・結論」となります。日本人というのはとてもむかしから奥ゆかしさに美しさを見出し、コミュニケーションにもそのようにはっきりというものの言い方よりも表現の奥ゆかしさに美徳があるものだと考えられてきたということです。それが現在にもぼかし言葉などの表現にかわって残っているということでした。

これは日常生活においてはとても高度で人間関係を円滑にする上では便利な表現方法だと思いますが、ビジネスにおいては邪魔なだけです。特に複数に伝えたいことをしっかり伝えるようなプレゼンテーションや会議などではあいまい表現など皆無であることは間違いないです。

そして自分流を早く見つけることが大事だとおっしゃていました。講師の先生は毎回必ず大事にしているのは、一回はその会に来ている人を笑わすことと言っていました。あとは、「元気良く・情熱をもって伝える」これらを大事にしているとのことでした。講師の方は謙虚に「頭がないので元気でやるしかないんです」と言っていましたけど気持ちのいい人でした。


このようなことを踏まえて講師の方がプレゼンテーションの方法を教えてくださいました。
自分は難しいことはわからないので簡単に言っていたことをまとめると
1最初の七秒・最初の四分が大事
2視覚が八割
3SDS法(三つのポイント)
ということが印象に残っています。
最初の七秒が自分の印象の全てです。最初の四分に自己紹介をいれます。
人は物事を判断する上でほぼ視覚で判断しているとのことです。相手に与える印象もほぼ視覚です。話している内容も相手の印象しだいで全然違って聞こえるし、聞く気になるかならないかも全然違うそうです。
SDS法とは最初に話すことを発表し、次にそのことを詳しく論理立てて説明し、最後に話した内容を振り返る。
これは人というのは復讐をするのとしないのとでは記憶に残る量が断然違うそうです。(エビングハウスの忘却理論)最後に振り返ってあげると記憶に残るそうです。



プレゼンテーションとコミュニケーションの違い
自分のスタイルを見つける
三つの自分の大事にするものを持つ

スキル1 ジョハリの窓(自己開示)
スキル2 SDS(三つのポイント)
スキル3 ボディランゲージ・アイコンタクト・具体的な数字や法則などの名前を活用する
眠くならない方法(質問話法(個別・全体・レトリック)ビジュアル化(パワーポイントを活用するとよい)・ストレッチを取り入れる・参加形式)